電気時代の幕開けを担った男には鮮明なインスピレーションが湧いた!

目安時間:約 8分

flash

 

電気時代の基盤を作り上げた本日の主役の
功績は計り知れない。

 

世界中の電気が、彼の多相システムによって、
発電・送電・配電され、機械の動力としても使われています。

 

なんといっても今までにない特徴は、次の2点でした。

 

  • 直流では得られない高電圧(直流→交流発明
  • 何百マイル遠方にも届けられる(高電圧なので)

 

★二コラ・テスラ
(ユーゴスラビア系アメリカ人科学者 1856-1934)

 

なんと5歳で小型の(外車式)水車を発明して、いっぱしの発明家になっていた。
5歳って幼稚園ですよ。読み書きは必要ないかもしれないけど、
多くの人は、まだ遊びだけが精一杯の頃。

 

その頃から、数知れないアイディアや発明を生み出すことが始まった。
もともと才能の豊かさに加え、寝る・食べる暇も惜しんだというから

何人力になるだろう。
夢の中でも発明のことを考えているので、1日24時間、
没頭していたことになる?

 

また、自分自身にも厳しい人だった。

結婚を望まなかったのか、望んだところで

丸一日研究に明け暮れるので家族が必要なかったのかはわからない。
そんな発明研究で一生を終えた彼のバイタリティーや楽しみは、
どうやらインスピレーションとの関係に思える。

 

彼のヒラメキ・インスピレーションは、

発明品・設計図が、数ミリと違わず、はっきりと脳にイメージできるのである。
その研究や設計を早く実現したくてしかたがなかったのではないだろうか。

 

尋常ではないヒラメキの多さで、それを1つずつ検証・モノづくりするのが

間に合わないほどだったのではないかと。

 

時代を先駆ける発明のために生き、発明だけに人生をささげた人。
本人はこう言っている。

 

「頭で作り上げた想像が現実になっていく様子を見守る発明家の気持ちほど
スリリングなものはない。……その感情は、食べることも、眠ることも、
友人や愛人のことも、何もかも忘れさせてしまう」

 

個人的な生活よりもそのワクワクする発明に捧げたものは、
私たちの生活に計り知れない貢献となった。

 

ラジオ・テレビ・ロボット、誘導ミサイル(←う~ん)までの分野に
確固とした基盤を作り、86歳まで衰えなく現役で活躍し、
特許は112にも及ぶ。

 

晩年は、ニューヨークの公園で数千羽の鳩と仲良く戯れる姿が

よく目撃された。

 

waterwheel

 

あの天才エジソンとやりあった?!

テスラは、1884年アメリカに渡り、エジソンの会社(エジソン電灯)に採用される。

当時、電気は直流しかなかった。このエジソンが主張する直流に対し,
テスラは交流電流の電力事業を提案したが、エジソンに認めてもらえないどころか
対立して、彼の方が辞職せざるを得なかったという。

 

さらには、1915年にエジソンとともにノーベル物理学賞受賞候補となるが、
どちらも受賞しなかった。双方が同時受賞を嫌ったからとされる。

 

現在の送配電システムは、世界的に交流電流が主力となっている。

 

私たち一般には、エジソンが有名で、電気関係者でなければ、

テスラのことはあまり知らないが、軍配はテスラにあったかもしれません。。

 

天才は天才同士で、いろいろあるものですねぇ。

 

thomas-alva-edison

エジソン

 

 

一味違ったイマジネーションの使い方

途中、テスラは1mmの狂いもなく、イメージ(インスピレーション)が起こると書いた。

が、彼のそのイメージの使い方は、ちょっと普通と違う。

 

同じインスピレーションを受けたとしても、彼の場合は、よくありがちな、

何かを研究中に偶然現れた奇跡や、一旦失敗と見えたことの中に発見があったというものではない。

 

 

また、何かをヒラメいてすぐに取り掛かるというものでもなかった。
はじめのインスピレーションは、そのまま結果ともなるし、
多くは、ほんのスタート地点に立っただけという、

ちょっと今までの人とはパターンが違う。

 

plasma-lamp

プラズマ・ランプ

 

 

彼は、「イマジネーションの活用」という雑誌のインタビューにこう答えた。

 


 

何かの発明や研究を思いつくと、十分な準備をせずにすぐにとりかかる人がいます。

そうすると、大事な核の部分をそっちのけにして、すぐに細部にこだわってしまいます。

なんとか結果にたどり着いても、肝心の質が追いついていません。

 

私のやり方では、ある発明をやろうとしたら、それを何年も自分の脳内で温めておきます。

いつでも好きな時にそのイマジネーションを思い出して、問題点をジックリ慎重に考えるのです。

これは孵化(ふか)の状態です。

 

次に直接その問題に真っ向から向かい合う段階になります。

問題の解決法をいろいろ分析解釈し、少しずつ気持ちを集中して範囲を狭くしていきます。

そこで初めて具体的な形について熟考し、何かしらの感じをつかみ取ります。

そう、なんとその時に問題が解決されていくのです。

 

その感覚はとても不思議で、すでに問題が解決したような錯覚に襲われます。
これは、奥深い問題が意識されて、表にでるまでには時間を要しますが、
解決法は、実は潜在意識の中にあるということなのです。

 


どれだけ、彼がイメージを孵化させるかというと、
9歳の時に読んだナイアガラの滝の水量で水車を回ることをイメージし、
その30年後にそのアイデアを実現させた例がある。
30年も思いを馳せるなんて相当なものですね、さすがに違います。

 

彼が、アイデアを設計するときには、頭の中で構造を考え、配置を変えたり、改良をしたりします。

それがどう作動することさえ頭の中だったと言います。

 

頭の中にその設計図の寸法や組み立て方まで、すべてがしっかりとあるので、
いざ組み立ててみると、その通りになった。

 

なので、頭の中の設計図と実際研究して組み立てる本物が、ぴったり一致しているということなんです。

 

さらに、30年間の中で、この方法でやったものはすべて成功し、1つの例外もないとか。

う~ん、天才の中でもまたクラスが違いそうですねぇ。

 

彼の数トンに及ぶとされる発明物・設計図を収めたベオグラードの二コラ・テスラ博物館は、

2003年ユネスコの記憶遺産登録となっています。

 

 

 

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