本日から、インスピレーションで
歴史を変えた人を一人ずつ取り上げます。
さて、本日登場の人物は?
古今東西いつの世もなんとか人をだまして
暴利をむさぶろうとする詐欺師は存在する。
古代ギリシャ、都市国家シラキュースの王が
頭を悩ませていた。
「う~ん、依頼したこの王冠は本物か?」
本当にその王冠が純金でできたものか、
その中に銀を混ぜ、浮いた金を懐に入れておるまいか?
何の証拠もないので、考えあぐねた王が
呼び寄せたのは彼↓であった。
Photo credit: vintagedept via Visualhunt.com / CC BY
王の条件はなかなか厳しかった。
「王冠を溶かしたり、形を崩してはならぬ。」
アルキメデスは、何週間も没頭して考えた。
なかなか良いアイデアが出てこない中、
ある日、公衆浴場の湯船でゆったりしてると
「キタ━(゚∀゚)━!」
と言ったかどうかは知らないが、
行動はそのものだった。
嬉しくて、そのまま通りに飛び出した。
それが、アルキメデスのストリーキングである。
この偉大な発見は、「アルキメデスの原理」と呼ばれ、
~液体に沈めた物質は、
あふれ出た液体の分だけ軽くなる~
ことがわかった。
バッキンガム宮殿
没頭して集中してリラックスすると
インスピレーションを起こしやすい。
今回の場合、
リラックスした浴場で浮いた自分の体にヒントを得るという、
リラックス状態自体が答えを導いた。
残念なことに最後は、
道端でいつものように没頭していたため、
敵兵に邪魔なので「立ち去れ」と言われたとき
「ほっといてくれ」と放った。
小馬鹿にされたような気になった敵兵から
なんと殴り倒され、そのまま即死したという。
没頭とリラックス、使い方を間違えると
こうも違うものか。気をつけよう。
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