本日の偉人はいつもに増して、ただものではありません。
なぜなら、
激痛のストレス時さえインスピレーションを受けてしまう男
の話だからです。
「ひらめきや発想は、
脳がα波の時が一番出やすいので、
ゆっくりリラックする時間を取りましょう。」
と、普通よく聞きます。
私もある時まで信じていた節があります。
しかし、この方にインスピレーションが起きたのは、
頭痛と歯痛が交互に押し寄せ、ベットで頭を抱えているときだった。
頭痛でさえ嫌なのに、”歯痛”まで。
聞くだけでも、痛々しいですね。
さて、その男の名は、
もともと神童だったため、学校に行かず、
学者の父より学びました。父が友人と幾何学を論じるのを
傍らで聞きながら育ったそうです。
16歳の論文であのデカルトに
「あんな若者にこんな複雑な発見ができるはずはない」と
言われ、
19歳では、課税担当の父のために計算機を発明。
油圧機や注射器も彼の発明です。
この男の名、実は、
私たちが中学生で地上天気図の書き方を学んだ時に
聞いたことがある、人によってはとてもなじみの深いものです。
現在もNHK第2放送では、1日3回決まった時間に流れています。
「気象庁予報部発表○月×日△時の気象通報です。
まずはじめに各地の天気をお伝えします。
石垣島では北北東の風、風力3、天気はれ、気圧1016hPa、気温22℃。
…」
このhpa(ヘクトパスカル)という圧力の単位は、
何を隠そうこのパスカルなんです。
27歳 パスカルの原理を発明。
31歳、この時です。あの歯痛と頭痛が押し寄せる中、
サイクロイドの数学を解明していきます。
妹の回想でその時の様子を
「痛さの中、問題が、容赦なく兄を攻め、
波のように押し寄せる考えが兄を引きずり込み、
あ然とする中、兄自信が驚くほどであった」
と述べています。
それから2年後、パスカルは神秘的な経験をして
一切数学に触れることはなかったというから
天才には、何が起こるかわかりませんねぇ。
アイデアマンになるために。アイデアが出ないときの準備編
偶然とインスピレーションのハザマで∞
電気時代の幕開けを担った男には鮮明なインスピレーションが湧いた!
悪夢の中でインスピレーションを得るなんて!
アリス・イン・ワンダーランドのインスピレーションはそこから?
コメントフォーム