怖い夢は希望の夢だった。
今回は、女性だったら、触らない人はいないだろう。
ある機械についてのインスピレーションです。
この機械という言葉自体も、ヒントになります。
今日の主役は、この方。
ただの機械工だったハウは、このままだと一生貧乏になる、
何か今の生活から脱出する方法はないかと考えていた。
ある日、上司が、お客とこう話しているのを聞き洩らさなかった。
「ミシン(縫製機)を発明すれば、
幸運は約束されたようなものですね。」
これがこのまま彼の目標となり、
日々失敗を繰り返しながらも発明に明け暮れた。
針の目を針の真ん中に開けたがどうしてもおさまりが悪く
そのために最後の調整がうまくいかなかった。
そんな時、見た夢は怖かった。
未開人に誘拐され、槍を突き付けられ、
「24時間以内にミシンを発明しなければ殺すぞ!」
と脅された。
夢の中でも、そんな約束を守れるはずもなく、
とうとう槍が彼の上に降ってきた。
その恐怖の目を見開いた矢先に見えたのは、
槍の先端に開いていた穴。
あわや殺されかけた瞬間に
「ハッ!」という気づきを得て、とび起きた。
針の穴の位置をはっきりと悟った瞬間でした。
日本では、ミシンが初上陸したときに
あの篤姫が初めに使ったと言われています。
それはシンガー社製で、ハウは特許権で争うことにもなったけど、
最終的には、勝訴しています。
このように夢の中でヒントを得て、
それが発明となる人は多いですね。
また、こんな夢をあえて見させられる
それもあり得ないような夢です。
これこそ、インスピレーションを夢で
受け止めた良い例ではないでしょうか。
そうそう、忘れるところでした。
ミシンの言葉の由来について
英語で書くと[Sewing Machine(ソーイングマシン)]となる。
直訳で「縫う機械」である。
これがいつか短くMachinだけになったのであるが、
このはじめの母音"a"は、aとeの中間の音で、
当時の人は、なかなか聞き取れないし、発音もできなかった。
一番近い音がミシーンだったので、
そのうちミシンというようになったのが定説。
ちなみに「マシン」というより「ミシン」と言った方が
英米では通じやすいので、まんざら変な発音でもない。
また、ミシンが単に「機械」ということは、
想像できないほどの数の機械がある中で、
ミシンが「機械」の一番先頭にいるんですね~。
(機械の第一号的な存在という意味です。)
アイデアマンになるために。アイデアが出ないときの準備編
偶然とインスピレーションのハザマで∞
電気時代の幕開けを担った男には鮮明なインスピレーションが湧いた!
悪夢の中でインスピレーションを得るなんて!
アリス・イン・ワンダーランドのインスピレーションはそこから?
コメントフォーム