こちらは、前記事
アイデアを一番思いつきやすい場所はどこ?の続きです。
アイデアを思いついて、寝かせてみる…
これって思わぬ意外な展開をするんですよ。
なんか、自然と発酵してくれるというか…、
では、はりきって行ってみましょう。
夢というか眠りの中でも、
寝入りばなや寝起きの瞬間に
フッと湧き出る人もいます。
何かのアイデアを気にしている時は
アイデアが出やすいので、
必ず、枕元にメモのご用意を。
相手は睡魔ですから、シャボン玉の
ように消えてなくなりやすいですよね。
科学者のアウグスト・ケクレは、
帰宅中の馬車の中で夢をみた。
蛇が出てきて、自分のシッポを加え
くるくる回転を始めた。
その夢が元になってベンゼンの構造
(亀の甲羅型)の構想を思いついた。
ミシンといえばアイザック・シンガー
によって作られたミシン「シンガー」は、
圧倒的人気で有名だった。
このシンガーは、どうしても最後の工程で行き詰っていたある日こんな夢を。
ある族に捕まり柱に縛り付けられた。
そこに槍を持った兵士が現れる。
彼を突き刺そうとした矢先には、
丸い穴が開いていた。
殺される怖さと同時に偉大な発見があった、その丸い穴に。
その穴でミシン針の穴の構想ができた。
詳しくは↓もどうぞ。
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殺されるような悪夢は勘弁だけど、
発明に関わる夢だったら
結果オーライですね。笑。
自分がアイデアを出しやすいところを探してみましょう。
いろいろ試して、なんだかここが
アイデアが湧きそうと思うところを
幾つか候補を作っておきます。
同じカフェでも隅のカウンター席や
窓の外が見える、あるいは奥まった所
それだけでも違ってきますね。
(まあ、いつもそこが確保できるとは限りませんが。)
夕暮れの公園のブランコかも知れません。
デパートの屋上に新緑があったり、
フカフカのソファーがあったりもします。
あなた仕様のとっておきの場所、
そして、そこで○○のカプチーノを
飲んだら、スイッチが入る等…・。
そんなパターンをいくつか準備しておくと、
切り替えがうまくいくでしょう。
少し前に、テーマを絞り込むことをおススメしました。
絞り込みが終わったら、
後は、忘れるぐらいの勢いで、
一旦脳をカラッポにして下さい。
大事なのは、脳を1度、あるいは、
他の作業中はずっとお休みさせる。
その時間が実はアイデアを育てたり
熟成してくれることがあります。
テーマが充分絞りこまれていれば
決して脳は忘れていません。
あなたが何気なく散歩している時、
美味しい食事をとっている時も、
絶えずそのテーマのアイデアを検索
しているのです。
そのテーマについての色、音、形等、
無意識で模索しているので
いつもは気にならないものに
フッと目線がいったり感じたりします。
そのときには、メモを取ります。
スマホ、デジカメで撮影でもいいですね、一瞬だから。
一旦記録したら、また忘れる。
脳を空にしておいた方が、
アイデアはつかみやすいですよ。
アイデアを寝かせる、熟成させる。
気がついたら、勝手にアイデアが育っていることが多々あります。
是非思わぬ発酵を楽しんでください。
それでは、今回はこの辺で。
ごきげんよう♪
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